好きな人と会話するのは楽しい。

 土曜日の朝、父と母に駅の映画館まで送ってもらいました。いつもは自分の車で駅まで行くけど、母の仕事が終わったらお昼ご飯を食べようと約束していて、バラバラで行くよりもその方が時間を合わせやすいので、久しぶりに送ってもらいました。

 見た映画はデジモンアドベンチャー02の新作映画。子供のころ、もう20年も前に見た作品の久しぶりの映画。スクリーンで映る主人公の大輔達もすっかり大人に。懐かしさと真新しさを感じながら鑑賞。童心と大人心は交互に交えながら楽しい時間は過ぎていく。インペリアルドラモン、変わらずかっこよかったです。満足した気持ちで映画館を出ると、この頃のアニメ映画は他人との繋がりを意識している作品が多いと気づく。少なくとも、自分がこの頃見た作品はその傾向が強いです。デジタルという魔法を使って遠い人との気持ちを知ることができても、傷つけ合っている今の時代。それはお互いに目を合わせて、口を動かして会話をしないからなのかもしれない。デジタルに映った文字を眺めるだけで、人の気持ちなんて分かりっこないんです。真似をしても、その人その者にはなれないように。だから、人とのつながりを意識した作品が多いのかもしれませんね。

 時間をつぶして、仕事を終えた母と合流。父も一緒。父はいつも、土曜日は母を仕事場に送り迎えしてお昼を食べに行っている。もう15年ぐらいはそうしてます。その日は僕も参加。寿司を食べて、足りなくて催しでやってきた九州のちゃんぽん麺を食べて、スーパーでお買い物。一緒に暮らしているけどいつもより会話が多かったです。映画の影響ですかね。

 ふふ……まぁ悪くないもんですええ。

 好きな人と会話するのは楽しいですね。皆さんも好きな人との会話を楽しんでください。きっと、何をするよりも楽しいことです。